JR東日本が展開するコワーキングスペースOne&Coは、日本とシンガポールを繋ぐビジネスプラットフォームとしての機能を加速するため、KK Fund, Founder & General Partner 斉藤晃一氏にアドバイザーへ就任頂いたことを発表します。
One&Coが目指している偶発的な出会い「セレンディピティ」によるコミュニティづくりに共感頂き、それをさらに広げていくべく、今回のアドバイザー就任が実現しました。ベンチャーキャピタリストとして活動していらっしゃる斉藤氏は東南アジアのスタートアップネットワークを広くお持ちです。これからのOne&Coとの取り組みにも是非ご期待下さい。
斉藤氏からのコメント
2017年、WeworkによるSpacemob(シンガポールのCo-working Startup)の買収を皮切りに様々なプレイヤーがCo-working事業に参入し、市場は瞬く間にレッドオーシャン化しました。しかしほとんどのプレイヤーがデザインと設備投資による付加価値の向上にとどまり、利用者同士のコミュニケーションを促進するような仕組みはありませんでした。一方、One&Coではセレンディピティによる共創をコンセプトとしており、Covid-19以降リアルでの出会いの価値が高まる中、こうしたコミュニティは今後ますます重要になると考えています。私はベンチャーキャピタリストとして普段活動しておりますが偶発的な出会いによる投資先の発掘やパートナーシップ締結の経験をいくつもしてまいりました。自身のもつ東南アジアのスタートアップネットワークと知見を活かし、少しでも日系企業のイノベーションに貢献できればと、今回One&Coのアドバイザーに就任いたしました。よく人から話しかけにくい雰囲気があると言われますが、見かけた際は是非お気軽にお声がけくださいませ。皆様とOne&Coでお話できることを楽しみにしております。
<プロフィール>
斉藤晃一
KK Fund, Founder & General Partner
オリックス、三菱UFJモルガンスタンレー証券、米ソロス・リアルエステート・パートナーズのPEファンド(イシンホテルズグループ)を経てシンガポールに移住。IMJ Investment Partnersの東南アジア投資責任者としてVC業務に従事。2015年に東南アジアのアーリーステージ投資に特化したVC、KK Fundを設立、代表パートナー就任。スペインIEビジネススクールMBA修了。日本証券アナリスト検定会員