One&Co | アジア情勢アナリスト、川端隆史さんによるニューノーマル時代のオンラインサロン「川端会議」
Salon
2020.09.27

アジア情勢アナリスト、川端隆史さんによるニューノーマル時代のオンラインサロン「川端会議」

*9月15日(火)に実施した無料説明会の様子は こちら の動画をご参照ください。


日系ビジネスのプレゼンスを向上し、面白く突き抜けた毎日へ。

米国リスクコンサルティングファームのクロールのシンガポール支社でシニアバイスプレジデント(ジャパンデスク)として、アジア政治経済を中心とした情報発信を続けている川端隆史さん。元外交官×エコノミストの経験を活かし、現場主義に基づいた独自の分析に注目が集まっています。

そんな彼がオーナーを務めるのが、このオンラインサロン「川端会議」。これまでの常識や慣習に囚われる必要がなくなった現在、川のように日々刻々と流れを変えるアジア経済の可能性を追求していくことで、ただ流れるだけでなく、新たな未来を切り拓いていく一助になればと考えています。


川端さんからのご挨拶

「私は大学時代から東南アジアに関わり、外務省、証券会社調査部、スタートアップと様々な組織に所属し、現地にも計10年ほど住んで情報発信をしてきました。早くも、四半世紀が経とうとしています。その間、東南アジアは目覚ましい発展を遂げ、もはや、日本から東南アジアへ進出するだけでなく、逆に東南アジアから日本へという方向や、日本企業が東南アジア企業と組んで第三国でビジネスを展開するという時代になりました。また、テクノロジーや基本通信技術のコモディティ化によって、様々なテックスタートアップが登場し、東南アジアのビジネスシーンや人々の生活を大きく変えつつあります。さらに、米中貿易摩擦や自由貿易協定の交渉といった地政学的な要素もグローバルビジネスに無視できない影響を与えています。

しかしながら、ビジネスパーソンからは、日常の業務をこなしながら、現地情勢をフォローアップすることが難しい、断片的な情報をどのように一つにして俯瞰すべきか、マクロとミクロの情報をかけ合わせることが難しいといったご相談を多く頂いてきました。私はそうした問題意識を持ちながら東南アジア情報を発信してきましたが、限られた文字数や、書き言葉では伝わりきらないニュアンスも少なくありません。昨今はコロナ禍によって、新たな場で対話する機会も減っており、情報の幅が失われたというお悩みにも接しています。

こうした状況を踏まえ、一段の成長を目指すビジネスパーソンの皆さんに向けて独自の分析を直接届け、参加者同士も情報交換を行い、不透明な時代の将来を切り拓くインタラクティブな成長の場を造りたいと思い、このサロンをオープンすることを決断しました。ここにしかない、他にはないアジアビジネスを語り合うコミュニティ作りを目指していきます。」

NewsPicksおよびSPEEDAでASEAN関連情報を拡充 | ユーザベース




1)サロンテーマ / コンセプト

「ASEANビジネスをもっと面白く、さらなる成長を目指して」
ASEANビジネスの今を的確に把握し、未来を予測するには、個別の産業セクターだけでなく、国際情勢や各国の政治経済といった地政学やマクロ的な情報もかけ合わせて理解していく必要があります。ニュース記事やシンクタンクのレポートにも優れたものがありますが、定性情報×定量情報、マクロ×ミクロといった視点を踏まえた上で分野横断的に俯瞰できる分析は限られているのが現状です。在シンガポールの方はもちろん、アジア各国や日本などからも参加のある、ここに来ればASEANやアジアの未来が分かるコミュニティ作りを目指します。



2)サロン活動内容
①月2回の会議体(ウェビナー方式)
火曜日のシンガポール時間19:00(日本時間20:00)から、毎回90分程度の「会議」を行います。詳細は非公開Facebookページにてご案内していきます。年内のスケジュールとしては現時点、以下を予定しています。
*日程や開始時間については変更になる可能性があります。

月に1つのテーマ(議題)を選定し、進めていきます。

<テーマ例>
・今、注目すべきスタートアップの会社
・ASEAN財閥の最新動向 
・街角から定点観測 
・米中貿易摩擦の東南アジアへの影響
・東アジア包括的経済連携など自由貿易体制の行方
・選挙など、各国の政治社会情勢とビジネスへの影響
・米中韓など主要国の東南アジアでのプレゼンス
・マクロデータのビジネスへの活用法
・アジア的現地目線を鍛える方法
・有効活用できるアジア情報源 など

メンバーと「会議」をするよう、インタラクティブ性を意識したオンラインサロンです。また、スペシャルゲストとの対談も予定しています(不定期)。


②メンバー限定Facebookグループへの参加

③One&Coでのメンバー限定イベント(不定期)
ウェビナーの特別編として、オフラインイベントを予定しています。 (One&Coのバーカウンターやラウンジ、会議室などを利用)



3)月額費用
$30
*PayPalにて引き落としとなります。入会申し込み内容確認後、One&Co内運営事務局からご案内させて頂きます。不明点などございましたら下記までお問い合わせ下さい。

・メールアドレス:[email protected]
・担当者:徳永・南(One&Co)



4)入会方法
こちらから入会手続き画面にアクセス頂き、必要事項を記入のうえ送信して下さい。送信頂きました内容を元に、事務局で審査をさせて頂きます。その後、通過された方から順に、振込先のPayPalを事務局からご案内させて頂きますので、振込お手続きをお願いいたします。

お振込確認後、非公開Facebookグループ「川端会議」へご招待させて頂きます。尚、Facebookグループへの参加承認までは、お申し込み日から最長で10日程度いただく場合がございます。



5)注意事項
・Facebookアカウントが実名でない方、もしくはFacebook情報が極端に少ない方、フレンド数が少ない方には、利用状況などお伺いし、その内容によって入会をお断りする可能性がありますこと、予めご了承ください。
・サロンで発信された内容について、参加者がサロン外で発信することは禁止です。
・サロン内におけるやりとりの一部は、個人が特定されない前提で、セミナーや各種メディアなどでオーナーが紹介する可能性がありますこと、予めご了承ください。
・会員契約は自動更新となりますので、退会を希望される方は事務局まで必ずご連絡ください。
・他の参加者を不快にするような言動や、過度な営業活動は禁止です。そのようなコミュニティを乱すような行為があった場合、強制退会とさせていただく場合があります。



プロフィール川端隆史|アジア情勢アナリスト 
米国リスクコンサルティングファームのクロールのシンガポール支社(Kroll Associates (S) Pte. Ltd.)のシニアバイスプレジデント(ジャパンデスク)。東南アジアやアジアを中心とした新興国情勢のリサーチやコンテンツ執筆、講演活動を通じて情報発信。外交官時代の経験に基づく政治安全保障の知識を踏まえつつ、証券会社時代に培ったマクロ経済や金融市場分析、ユーザベースではスタートアップや成長産業の分析をハイブリッドした情報発信に従事。現在、そうした知見を統合して日本企業のアジアにおけるリスクとチャンスをアドバイス。マクロ政治経済、地政学、危機管理、スタートアップ、イスラム経済、スマートシティ、医療ツーリズムなどが専門。また、個人的な関心領域として韓国コンテンツに詳しい。

【略歴】
1976年 栃木県足利市生まれ
1999年 東京外国語大学外国語学部東南アジア課程マレーシア専攻卒業
1999年〜2010年 外務省に勤務
(1999年−2000年:実務研修[外務報道官組織報道課、経済協力局開発協力課、九州・沖縄サミット準備事務局]、2000年−2006年:在マレーシア日本国大使館、2006年−2010年:国際情報統括官組織第二情報官室)
2010年〜2015年 SMBC日興証券金融経済調査部 ASEAN担当シニアエコノミスト
2015年 株式会社ニューズピックス入社
2016年 ユーザベース・アジア・パシフィック(シンガポール)に出向
2020年 株式会社INITIAL兼務
2020年 株式会社Kroll Associates シンガポール支社 シニアバイスプレジデント(ジャパンデスク)(現在)

【主な仕事】
〇外務省では主に東南アジア情勢の分析を中心に外交実務に従事。
〇SMBC日興証券では主に機関投資家や事業会社向けに東南アジア経済経済・金融市場についてセミナーや個別面談で情報提供。日本経済新聞、週間ダイヤモンド等への寄稿や取材多数。
〇ニューズピックスではアジア関連や国際関係を中心に記事を執筆。ユーザベースの経済情報プラットフォームSPEEDAでは、「スマートシティ」「スーパーアプリ」「ハラール産業」「医療ツーリズム」「スマート養殖」など、スタートアップ情報プラットフォームINITIALでは「東南アジアスタートアップ」などのレポートを執筆。ユーザベースが展開するニューズピックス、SPEEDA、INITIALのコンテンツ作成を兼務する唯一の社員。イベントでの登壇多数。イベントは企画段階から集客まで関わることもあり。
〇東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所共同研究員、同志社大学委嘱研究員を兼務。

【著作】
共著書に「東南アジア文化辞典」(丸善出版)、「ポスト・マハティール時代のマレーシア」(アジア経済研究所)、「マハティール政権下のマレーシア」(同)、「東南アジアのイスラーム」(東京外国語大学出版)。最近の主要論文に「マレーシア航空を襲った2つの悲劇」(「海外事情」2015年10月号)、「ハラール・ブームから多文化対応としてのムスリム・フレンドリー環境の形成に向けて」(「臨床栄養」2015年2月号)。


*企画運営:株式会社CO&CO