JR東日本が展開するコワーキングスペースOne&Coは、日本とシンガポールを繋ぐビジネスプラットフォームとしての機能を加速するため、KDDIシンガポールGeneral Managerであり、KDDI Open Innovation Fund シンガポール拠点代表の潮田兼和氏にアドバイザーへ就任頂いたことを発表します。
One&Coが目指している、「ワークスペース+α」価値提供にご賛同いただき、その「+α」をさらに進化させるべく、今回のアドバイザー就任が実現しました。オープンイノベーションによる事業創造に10年携わり、今では50社近くの企業ネットワークを中心とする、スタートアップ企業と様々なトライアルアンドエラーを繰り広げる事業共創に取り組んでらっしゃいます。潮田氏とこれからのOne&Coとの取り組みにも是非ご期待下さい。
潮田氏からのコメント
One&Coさんについての印象は、場所というハードを提供し、コミュニティというソフトの面ではいろいろな取組みを多方面で活発にされているということで、ハード/ソフトの両面で非常に充実したサービスを提供されているコワーキングスペースという印象を持っています。
コロナ禍で働き方が大きく変わったこの1年。良くも悪くもその影響を大きく受けたの1つがコワーキングスペース業界ではないでしょうか?ハードだけでは差別化が難しくなっている今、One&Coさんのソフト面での取り組みとコミュニティはその大きな変化にも対応できるような柔軟さをお持ちなのだと思います。コミュニティを軸として、コワーキング、コラーニング、コミュニケーション、アライアンスによるイノベーションを創出を目指すOne&Coの考えは、KDDIが共創というテーマでオープンイノベーション活動と非常に近いものであると考えています。KDDIがオープンイノベーションにる事業創造を目指すべく開始した、インキュベーションプログラムであるKDDI∞Laboは10年が過ぎ、今では50社近くの企業ネットワークを中心とする、スタートアップ企業と様々なトライアルアンドエラーを繰り広げる事業共創プラットフォームに発展しています。また、スタートアップとの共創を資金面から支えるKDDI Open Innovation Fundの投資も10年を目前にしており、東南アジアへの投資も増えてくるようになりました。
One&Coさんとは、日系企業と東南アジアのエコシステムを繋げる役割を目指す同じ目線なので、今回頂いたアドバイザーという役割をチャンスと捉え楽しみながら対応したいと思います。(KDDI∞Labo関係企業とOne&Coのコラボなど、いろいろなことが考えられそうです)最後に、事業提携の話、投資の話、はたまた雑談など、なんでもよいのでOne&Coで見かけたら是非お声がけください!
<プロフィール>
潮田兼和
General Manager, Business Planning Department
KDDI Singapore
Representative of KDDI Open Innovation Fund
Singapore Office
2013年にKDDIのスタートアップとのビジネスを推進する部署にて、KDDI Open Innovation FundやKDDI∞Labo(アクセラレーションプログラム)の業務に従事する。2016年にKDDI Open Innovation Fund 韓国拠点の立上げに伴いソウルへ赴任。韓国スタートアップとの資本業務提携に関わる事業開発に従事し、2019年に東南アジアへの活動拡大に伴いシンガポールへ赴任。